生活環境調査

動植物の生活基盤である水域や土壌について調査を行います。また環境アセスメント等で必要となる景観調査を行います。


水域調査

水域は水生植物、両生類、魚類、水生昆虫など多くの生物が生育・生息する水圏生態系を構成しています。水圏生態系は樹林の伐採や濁水の流入などの影響が大きく反映される脆弱な環境です。水圏生態系を保全するためには生態系のベースとなる水域環境を把握しなくてはなりません。

 

水域調査は河川や湖沼等において水質(一般項目・健康項目)、流速、流量等の調査を行います。

土壌調査

植物の生育基盤となる表層土の性状および土厚等を調べるため、土壌調査(層位の区分・厚さ、土性、乾湿など)を行います。

これにより調査地の表層土の分布状況を明らかにし、良好な土壌を植栽用土等として有効活用するための保全計画の検討資料とします。

景観調査

景観の現状を把握するため、対象地域周辺の景観特性および代表的な眺望点からの眺望状況について調査を行い、樹林や尾根域など自然景観を保全するための検討資料とします。